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※バージョンに関してはマニュアルにあまり明確に書かれていないため、Apertureライブラリ内を解析した上での判断した筆者の推測です。
バージョンとは、Apertureでの処理(調整/メタデータ等)をおこなうための「存在」です。
Apertureの基本コンセプトとして「マスターイメージ(ファイル)には処理を加えない」というものがあります。これに従ってバージョンはマスターイメージ(ファイル)に変わって、調整やメタデータを付加される「存在」として求められたものです。
バージョンは「Apertureフォルダ」内に作成されている、調整設定の内容/メタデータ内容/プレビュー/サムネール等のデータ達です。



例えばある写真を彩度を下げることを想定してみましょう。
これらの流れでバージョンとして調整設定の内容/メタデータ内容/プレビュー/サムネールのデータが更新されます。
今度はバージョンの内容をビューアで表示されるのにどのように展開されるか確認しましょう。
マニュアルの内容を真に受けるととても効率的なバージョン管理なのですが、本当にそうなのでしょうか?
バージョンのデータ構成としては「オリジナル+プレビュー(JPEG)+サムネール(JPEG )+その他の付加データ」となり多かれ少なかれオリジナル以上のデータ量を持つことになります。
そして確かにRAWデータをマスターとして持つ場合は効率的です。一つの例として
「オリジナル(RAW 10.6MB)+プレビュー(JPEG 352KB)+サムネール(JPEG 41KB)」<オリジナル x 2
と確かに効率的です。
ただし、これがマスターがJPEGではどうでしょう?
「オリジナル(JPEG 258KB)+プレビュー(JPEG 274KB)+サムネール(JPEG 41KB)」 >オリジナル x 2
※上記は「写真プレビュー」の設定を「1680 x 1680 に合わせる」に設定。
このようにJPEGをマスターにする場合、特に元々のデータ量が小さい場合と設定に組み合わせによっては必ずしも思惑通りいかない場合もあります。
だからといって、このシステムを否定するのではなく、使うならRAWデータでの運用が本来の性能を発揮し易いことと、たとえマスターイメージを外部の大容量のディスクに保存していても「Apertureライブラリ」も以外と容量を使っているのでローカルディスクに設定しているなら注意が必要ということを理解しておくことが重要です。